2014年5月17日土曜日

フランス映画「最強のふたり」

2014年5月17日


夕刊フジの紹介で

フランス映画「最強のふたり」を知った。



ドキュメント、監督、俳優、音楽の奇跡のコラボ。

制作者たちが、伝えたいイメージを明確に共有。

その結果、名作が出来上がった。

 陰と陽、辛さと楽しさ、退屈さと夢中。

これらが音楽と一緒に流れて、何も考えずに、ストレートに感じさせてくれる。


 いま改めて、映画で流れているルドヴィコ・エナイウディの音楽を聴いているだけで
胸が締め付けられるよな悲しさ、やりきれなさを感じ、
そして、別の曲でその感情が洗い流される。
いつのまにか波が打ち寄せる何もない海岸にたどり着いている。

見て良かったです。


予告編 YouTube


公式サイト

プロダクションノート

2003年、オリヴィエ・ナカシュとエリック・トレダノのふたりの監督は、あるドキュメンタリーを見て感銘を受けた。パラグライダーの事故にあって頸髄損傷になったフィリップ・ポゾ・ディ・ボルゴと、彼を介護するために雇われた若者アブデル(本作ではドリスという名前になった)を描いた作品だ。
 フランスの貴族家系の生まれで、有数のシャンパン製造会社の重役、妻とふたりの子供に恵まれ、美術品の収集家でもあるという完璧な人生を送っていた男が、事故で動けなくなり、3年後には妻を敗血症で失う。立て続けにふたつもこんな不幸が起きたら、多くの人は立ち直れないだろう。だが、予想もしなかった出会いが全てを変えた。物騒な公営住宅出身のアブデルは、粗野で気まぐれな若者だったが、フィリッピに生きたいという気持ちを戻させることができる不思議な男だった。
 ナカシュとトレダノは、その時はまだこのような話を映画化できるほど、自分たちが監督として成熟していないと思っていた。だが、そのドキュメンタリーのことは頭に残っていて、その後も何度も見直していた。そしてついに、この話に取り組む時が来たと感じたふたりは、映画化に乗り出す決意をする。


 最初からナカシュとトレダノは、タッグを組むのは今回で3度目となるオマール・シーをドリス役に決めていた。フィリップ役には、オマールと年齢の開きのある実力派の俳優を探していた。脚本を読んで感動したフランソワ・クリュゼからアプローチがあり、ふたりの監督はフランソワの「この状況をただ演じるだけではなく経験したい」という言葉に心を動かされ、彼をフィリップ役に決定した。二人はモデルとなった本人たちに会い、彼らを理解し、さらにオマールは役作りで10キロ減量をこなして撮影に臨んだ。


 映画が完成し、試写にやってきたフィリップとアブデル。
 上映中フィリップの椅子が動いているのを見たナカシュとトレダノは、彼が笑っているのだと思った。ところが、映画が終わると、彼は目に涙を浮かべていた。そして、「こんな状態になって、私は何年も前に鏡を見るのをやめた。久しぶりに自分の瞳を見たよ」と語り、「私は両手で拍手しているんだ!」と微笑んだ。
 アブデルはほほ笑み、監督たちに、ありがとう、と優しく言ったという。






プロフィール





 エリックは、1971年、フランス、パリ生まれ。オリヴィエは、1973年、フランス、オー=ド=セーヌ生まれ。

 1990年代前半に出会い、95年に初の短編映画『Le jour et la nuit』の監督・脚本を共同で手がける。続く短編『Les Petits souliers』(99)の監督・脚本で、実力を認められる。資金を稼ぐためにクリスマス・イヴにサンタの格好をして回った経験からインスパイアされたこの作品に、当時無名でありながら、ガド・エルマレ、アトメン・ケリフ、ジャメル・ドゥブーズ、ロシュディ・ゼムら優れた役者たちを起用。見事クレルモンフェラン国際短編映画祭に招待され、パリ映画祭観客賞を始めとする様々な賞を国内外で受賞する。

 サマーキャンプの指導員の仕事を何度も経験しているふたりは、またしても自らの経験をもとに2002年に短編『Ces Jours heureux』(出演:ロラン・ドイチェ、オマール・シー、フレッド・テスト、リオネル・アベランスキ、バーバラ・シュルツ)の監督・脚本を手がける。この作品はふたりの長編2作目となる『Nos jours heureux』(06)の基礎となった。この作品もヒットし、ムードンコメディ映画祭審査員賞・観客賞、ポワチエ映画祭、サルラ映画祭観客賞など、多数の賞を受賞する。

 2005年、ふたりは初の長編映画『Je préfère qu'on reste amis (a.k.a Just friends)』の監督・脚本を担当。この作品でジェラール・ドパルデューと出会い、主演のジャン=ポール・ルーヴは、観客からも批評家からも絶賛される。3作目の『Tellement proches (a.k.a So close)』では、家族をテーマにする。出演はヴァンサン・エルバズ、イザベル・カレ、オマール・シー、フランソワ=グザヴィエ・ドゥメゾン、ジョセフィーヌ・ド・モー。

 4作目となる本作『最強のふたり』は、フランスでの公開以前に、ワインスタイン・カンパニーの目に止まり、アメリカを含む世界各国での配給が決定した。





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『アメリ』を抜いてフランス映画世界歴代第1位!

笑いと涙が止まらない。映画史を塗り替えた驚異の大ヒット感動実話。
ありえない出会い、やがて二人は最強の友に。人生に起こる最高の奇跡とは


【ストーリー】
ひとりは、スラム街出身で無職の黒人青年ドリス。もうひとりは、パリの邸に住む大富豪フィリップ。何もかもが正反対のふたりが、事故で首から下が麻痺したフィリップの介護者選びの面接で出会った。他人の同情にウンザリしていたフィリップは、不採用の証明書でもらえる失業手当が目当てというフザケたドリスを採用する。その日から相入れないふたつの世界の衝突が始まった。クラシックとソウル、高級スーツとスウェット、文学的な会話と下ネタ──だが、ふたりとも偽善を憎み本音で生きる姿勢は同じだった。
互いを受け入れ始めたふたりの毎日は、ワクワクする冒険に変わり、ユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく。だが、ふたりが踏み出した新たな人生には、数々の予想もしないハプニングが待っていた──。
人生はこんなにも予測不可能で、こんなにも垣根がなく、こんなにも心が躍り、こんなにも笑えて、涙があふれるー。


最強のふたりコレクターズ・エディション(2枚組)(初回限定仕様) [DVD]


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2014年5月17日 TSUTAYAで借りて見ました。

BGM  YouTube 

Ludovico Einaudi  Fly

Vib Gyor  Red Light  歌  YouTube

参考 

YouTube Ludovico Einaudi - 75' minutes piano music playlist
  
Photo by: Johanan Rakkav

0:02 "Ludovico Einaudi-Uno"
3:47 "Ludovico Einaudi-Divenire"
10:30 "Ludovico Einaudi-Monday"
16:25 "Ludovico Einaudi-Andare"
23:27 "Ludovico Einaudi-Rose"
27:43 "Ludovico Einaudi-Primavera"
35:07 "Ludovico Einaudi-Oltremare"
46:07 "Ludovico Einaudi-L'origine nascosta"
49:19 "Ludovico Einaudi-Fly"
53:58 "Ludovico Einaudi-Ascolta"
58:47 "Ludovico Einaudi-Ritornare"
1:08:62 "Ludovico Einaudi-Svanire"


Ludovico Einaudi  ルドヴィコ・エイナウディ


公式サイト

現在、イタリア政府音楽大使を務めるルドヴィコ・エイナウディは1955年11月23日、トリノの名門に生まれた。

祖父ルイージ・エイナウディはイタリア共和国第2代大統領を務めた経済学者、父ジュリオ・エイナウディは老舗出版社「ジュリオ・エイナウディ・エディトーレ」(現在はベルルスコーニ一族が率いる大手出版社モンダドーリ傘下)の創立者。ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でアツィオ・コルギに作曲を師事。
1982年に卒業後、同音楽院大学院生として20世紀現代音楽を代表する作曲家のひとりルチアーノ・ベリオに師事した。このまま行けばクラシックの作曲家として大成するところだが、エイナウディはそうした道を進まなかった。1960年代に多感な少年時代を過ごした彼は、当然のことながらビートルズの洗礼を受け、かなり早い時期からギターを弾き始めていたのである。彼が最初に買ったアルバムがビートルズの『リボルバー』だったというのは、非常に象徴的だ。というのも、『リボルバー』には弦楽八重奏をバックに用いた《エリナー・リグビー》があり、シタールやタブラといったインドの民俗楽器を使った《ラブ・ユー・トゥ》があり、要するに「ロック」の一言では収まりきらないアルバムに仕上がっている。そうした特徴は、後年のエイナウディにもそのまま受け継がれていく。

クラシックをベースにあらゆるジャンルを取り入れ映像的で美しいミニマルミュージックを作り上げるエイナウディは、今もっともお洒落なインストゥルメンタルとして若者を中心にヨーロッパでは大反響。数々のCM音楽やサウンドトラックを手掛け、今までに手掛けたアルバム(トータル10枚)はヨーロッパを中心に売れ続け計100万枚を越えるセールスを記録している。

日本では2011年 映画「最強のふたり」の音楽制作を手掛けた作曲家ピアニストとして多くの人に知られるようになる。

時の移ろいの中で

時の移ろいの中で

1. 芽生えのコラール
2. 時の移ろい
3. 育ちゆく生命
4. おぼつかない歩み
5. 夜に見つけた光
6. 駆け抜けて
7. たわむれる兄弟
8. 星めぐり
9. 2本の木
10. ニュートンのゆりかご
11. 運河
12. 経験を重ねて
13. 木陰の下生え
14. 燃え上がる想い

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